2020年に引き続き、2021年も素晴らしい作品に出会えました。 人生に影響を与えたであろう順にトップ10を選んでいます。よかったら見てみて下さい。
- 1位 ク・ジョンイン - 秘密を語る時間
- 2位 ヤマシタトモコ - 違国日記
- 3位 小野佳苗 - しようよ
- 4位 海野つなみ - 逃げるは恥だが役に立つ
- 5位 近藤聡乃 - A子さんの恋人
- 6位 藤本タツキ - チェンソーマン
- 7位 藤本タツキ - ルックバック
- 8位 雁須磨子 - あした死ぬには、
- 9位 九井諒子 - ダンジョン飯
- 10位 ほったゆみ・小畑健 - ヒカルの碁
- まとめ
1位 ク・ジョンイン - 秘密を語る時間
自分のトラウマやもやもやを言語化するのを手伝ってくれる、素晴らしい本でした。
幼い頃に性被害に遭った主人公が、その経験と向き合ってゆく話です。すでに一度ブログにも書いています。
性被害について考えるきっかけを与えてくれた本でした。
2位 ヤマシタトモコ - 違国日記
2021年、10周くらい読んだと思います。両親を亡くした子どもと、その子を引き取ることになった叔母の話。
ヤマシタトモコ先生はBLをよく描いていらっしゃるようなのですが、そこで培った?他人同士の関係性が変わってゆく描写がとてもよいです。
現実世界で起きる社会問題も度々作中で取り上げられており(それも自然な形で)、こういう、問題があることを記して行く姿勢って良いなぁと思いました。
登場人物は皆さん好みですが、醍醐さんの影のある陽キャの感じとか好きです。
3位 小野佳苗 - しようよ
オムニバス形式で延々とセックスの話です。漫画版の佐伯ポインティと言っても過言ではない。
女性ってセックスについてこんな事考えているんだ〜、と面白く読めたので、「しようよ」前後である意味人生が変わりました。
4位 海野つなみ - 逃げるは恥だが役に立つ
ドラマで流行っているので敬遠していたのですが、いざ読んだらハッピーな気持ちになりました。
ドラマ新春スペシャルで社会問題山盛りだったので、原作準拠してるのかな?と心配になったのですが、いざ読んだら原作も社会問題山盛りでした。
ラブコメ定期的に摂取していきたいですね。
5位 近藤聡乃 - A子さんの恋人
アラサーの若者たちが、恋と人間関係に奔走する話...なんですけど。これ上手く伝えるの難しいですね...
キャラクターの憎めなさ、人間らしさが素敵です。学園モノに近いかも知れないですね。
好きなエピソードはあいこの乱です。
6位 藤本タツキ - チェンソーマン
ご都合主義のないスプラッターバトル!人がどんどん死にます。
HUNTER X HUNTERが好きな人は好きなはずですね。
7位 藤本タツキ - ルックバック
京アニの放火から約1年後に書かれた作品。
漫画を描いて弔う、喪に服すやり方があるんだと感動しました。
8位 雁須磨子 - あした死ぬには、
更年期のお姉さんたちが主役の漫画。これに限らず、女性っていう知らない生き物を扱っている作品が好きですね。
9位 九井諒子 - ダンジョン飯
世界観の作り込みが素敵なファンタジー世界の漫画。異世界の料理はだいたい好きで、これ以外に空挺ドラゴンズやハクメイとミコチも好き。
10位 ほったゆみ・小畑健 - ヒカルの碁
Twitterの広告で懐かしくなって、久しぶりに読んだら泣いてしまった。昨年だけで5周くらい読んでいる。
まとめ
自分の知らない世界を漫画を通して知ることができる、というのが好きです。そういう意味で昨年はいい漫画にたくさん出会えました! 今年は漫画だけでなく、小説や映画も守備範囲にしてみようかしら。