さわらブログ

さわら(@xhiroga)の技術ブログ

日本語校正ツールTomarigiをWindows 10で使う

青山学院大学の日本語表現法開発プロジェクトから誕生した日本語校正ツール「Tomarigi」をWindows10で使用しました。

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Tomarigi 3 on Windows 10

いくつか躓いたポイントがあったのでまとめます。

TL;DR

  • MecabとCabochaはShift-JISで導入する
  • TomarigiのZipファイルはShift-JISとして解凍する
  • Unicode対応ではないプログラムの言語を設定する

MecabとCabochaはShift-JISで導入する

TomarigiのWebサイトに書いてあるとおり、※デフォルトのインストールオプションにて(文字コードは、Shift_JIS) インストールする必要があります。

TomarigiのZipファイルはShift-JISとして解凍する

TomarigiのアプリはShift-JISで圧縮されているので、同様にShift-JISで解凍する必要があります。

私はWSLでUbuntuを起動して対処しました。

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Unzip by Ubuntu

cd /mnt/Users/hiroga/Downloads/
unzip -O sjis Tomarigi0325.zip

Unicode対応ではないプログラムの言語を設定する

職場の先輩に指摘されて分かったのですが、Unicode以外の文字を何として扱うか明示的に指定する必要がありました。

以下の通り、コントロール パネル > 時計と地域 > 地域 > 日付、時刻、数値形式の変更 > 管理 > Unicode対応ではないプログラムの言語 から 日本語 を選択肢ます。

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Unicode対応ではないプログラムの言語を日本語に設定

まとめ

文字コードの扱いをShift-JISに統一することで起動することができました。