TL;DR
ProxmoxはデフォルトではHTTPでのリクエストをHTTPSにリダイレクトしないため、管理画面にHTTPでアクセスすることはできません。
This site can’t be reached との違い
ブラウザのインスペクターでTiming breakdown を見ると分かります。
This site can’t be reachedの場合、リクエストがStalledになっていますが、
This page isn’t working の場合、Initial Connectionまでは進んでいます。つまり、IPレベルでは疎通できており、TCPレベルでのやり取りが始まっているということですね。
せっかくなのでWiresharkでパケットも見てみました。
This site can’t be reached の場合、TCP Handshakeでお断りされていることが分かります。
This page isn’t working の場合、TCP Handshakeは成功しています。
ただし、HTTPを送るやいなや会話を打ち切られるかのようにFINパケットが飛んできます。この辺もうちょっと勉強したいところ
補足
Proxmoxにnginxをインストールしてリダイレクトする、という方法もあります。
まとめ
ChromeのTime breakdownを活用して管理画面にアクセスできない原因が分かりました。