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書評 - インフラエンジニアの教科書

インフラエンジニアの教科書を読んで学んだこと、考えたことをまとめました。

インフラエンジニアの教科書

インフラエンジニアの教科書

  • 作者:佐野裕
  • シーアンドアール研究所
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TL;DR

ハードウェアやデータセンターの選定の基礎知識がまとまっており、オンプレ入門に良い本です。

動機

一人暮らしを始めたので、自宅ネットワーク環境を整備できるようになった。
この機会に物理ネットワーク・物理マシンに詳しくなりたいと思い、オンプレの先輩の勧めで購入。

学んだこと

メモリやCPU、ルーターなどの選定基準が学べた。 自宅サーバーのメモリ選定では拡張性(16GBを2枚にするか32GBを1枚にするか)の考え方が役に立ちそう。もっとも、メモリは2枚セットで販売していることが多いようで、新品だと16GBx2 or 32GBx2の2択になったが。

UTMの選定については詳しくなかったので、有識者やインターネット場の情報を参考にしたい。
セキュリティ機能をルーターに求めるかどうかは新しい視点だった(しかし、ご家庭では一緒で良さそうだ)

考えたこと

物理マシンについては、やって覚えようと思って購入してしまった。構成管理について考えすぎて全然先に進めていないが、今年中には自作PCで一通りの開発が出来るようにしていきたい。
調べたらSteam:PC Building Simulatorというゲームもあるようで、自分のマシンの構成を記録するのにいいかも?

ネットワークは特に急いでいないので、メルカリでUTMを探していきたいな。

この本を読んだ後に周囲のインフラエンジニアと話すと、オンプレ環境が少し身近に感じて面白かった。