さわらブログ

さわら(@xhiroga)の技術ブログ

チーム開発で JetBrains/Youtrack を利用する際の私的注意ポイント

justInCase で開発にJetBrainsの製品を利用しています。

チームで利用する際に気を付けたいポイントをまとめました。なお、私も勉強中なので誤っている点があるかもしれません。ご指摘いだければ幸いです。

[JetBrains] OrganizationとTeamの違いを理解する

会社に相当する Organization と、プロジェクトやチーム相当する Teamの二つの概念があります。

Organiztion には クレジットカードを登録できるが、チームにはクレジットカードを登録できない、といった違いがあります。

(なお、直接支払いに利用されるクレジットカードはサブスクリプションごとに管理されている)

注意したいのは、Organizationのメンバーがライセンスを購入する際、新しいEメールアドレス(おそらくOrganizationのAdministratorではないアドレス?)で購入を行うと新たにチームが作成されることです。 たくさんTeamができて混乱するので、早めに社内購入フローを作りましょう。

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ちなみにトリビアですが、TeamのAdministratorをOrganizationのAdministratorに指定するとTeamのAdministratorから消えます。

[JetBrains] Startup割引の利用を検討する(Youtrackの場合は年払いのみ)

設立5年以内のスタートアップはStartup割引が利用できます。

IntelliJ Ulitimate のみならず Youtrackも対象です。ただし、Youtrackの場合は年払いのみが対象とのこと(セールスの方に確認)

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[Youtrack] 課金対象になるユーザーの範囲を理解する

YoutrackにはユーザーのStatusを変更できる機能があります。

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Youtrack ユーザーステータス

banされていないユーザーが課金対象なので、月払いかつその月に利用されていないユーザーがいる場合は積極的に banした方が良さそうです。

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なお、ban以外のステータス(inactiveなど)が課金対象かは未検証です。

[Youtrack] 年払いの仕様を理解する。

簡単に言うと、年払い対象に指定した人数のみが年払い対象であり、それ以外は月払いになるようです。

以下の『年間「"True-Up"(調整)」払い』を参照。

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