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IntelliJ (macOS) で Cmd + Shift + A を押すとたまに現れる黄色いプロンプトの正体は manページインデックスの検索だった

IntelliJでたまに黄色いプロンプトが出て困ることありませんか?

黄色いプロンプト

黄色いプロンプトは何なのか。どうして出てしまい、出さないためにはどうすればいいのか。調べました。

黄色いプロンプトは manページのインデックス検索

このプロンプトですが、すべてのmanページから指定したキーワードを検索した結果です。
Search the Manual Page Index で検索すると言及しているブログが出てきます。 osxdaily.com

実はターミナルで文字列を選択したときのメニューにもあります。

ターミナルのmanページインデックスで検索

Linuxだと apropos コマンドが対応するようです。この apropos コマンドは私の macOS 環境では普通に使えました。
気になる方はターミナルで apropos ${適当なキーワード} で調べてみてください。

一部のエディタで文字列選択をしていると表示される。ショートカットをOFFにすればOK

IntelliJで文字列選択をしているときに Cmd + Shift + Aを押すと表示されます。
私が利用しているアプリで他に manページのインデックスの検索 をショートカットから起動できるのは、他に InkDrop と Postman でした。
逆に、同じエディタでも VSCode、DBeaverでは起動しませんでした。

対策は簡単で、ショートカットをOFFにすればOKです。

ターミナルのmanページインデックスで検索 のショートカット

こんなところにあったんですね。気が付かなかった...

2023-04-19追記

macOS Venturaでの設定画面です。

macOS Ventura

まとめ

IntelliJでたまに現れる黄色いプロンプトは、文字列選択をしている際にmanページをインデックス検索した結果でした。
使わない場合はシステム環境設定からショートカットをOFFにしましょう。