GlassFishユーザー会のMicroservices & Cloud Evening 参加メモ
GlassFishとの関わりは普段ないのだけど、Microserviceってキーワードが気になって参加してきた!
そもそも知らなかったこと
もともとSunが開発していたJavaEE=GlassFishの開発ペースが落ちていたみたい。
それを見かねて?2016年夏にIBMとかのJavaEEベンダ+ロンドンJUGがMicroProfileを発表し、
2017年夏にはJavaEEがJCP(Oracleと関わりが強い?)からEclipse Foundation(だいたいMicrorofileを発表したメンバーと同じ人たち?)に移動することになった。
Microrofile
リソースの限られたクラウドで動かすためにJavaEE最小限のAPIに絞ったバージョン。
※1: クラウドのリソースが限られている、っていうのもニュアンスがよく分からない...
そういうソースがあるのかな?と思ったけどそういうわけではなく、どのAPIを選んでビルドするかの問題っぽい。
EE4J
それで、JavaEEをEclipse Foundationで開発していく上でEE4Jというプロジェクト名をつけたらしい。
今日のセッションによると、まずはソースコードの移行、次にネーミング、最後に新バージョンの発表という順序?で進むそう。
その他セッションから
Payara
コンテナ対応を強化した?GlassFish。今回日本にHazelcastさんと合同のオフィスができた。
それで魚のアイコンなのか...!
Kubernetes
クーバネティス(クーバネティクスだと勝手に思っていた)
複数のコンテナを一つのマスターコンテナが管理してくれるっぽい。これを前提に、一つのアプリケーションをビジネスロジックとログとか運用監視に分けるのがSidecar Patternというそう。
OracleのJavaリリースモデルの変更
18年3月からは半年ごとに時期ベースでリリースするらしい。それで、JDK10みたいなバージョン番号はなくなるそう。