Tech Deep Dive#0でデータグリッドについてお勉強してきた #oratdd
Oracleさんが主催のTech Deep Diveに参加した。次回は未定とのことで、まずは第0回らしい。
connpass.com
ざっくり内容
Oracle技術者のいとうちひろさんが主にクラウド上のアプリケーションで低遅延なアーキテクチャについてプレゼンしてくれた。
大変わかりやすく、結論としては「データへのアクセスをいかに高速化するか。アプリ上の制約(データ整合性の担保・行ロックとか)があるならデータグリッドをどうぞ。なければ単にKVSでもOK」って感じだったと思う。
実測値がたくさん入ったプレゼンで、アプリケーションエンジニアの僕でも理解しやすかった!
Twitter実況も賑わっており、いろんな人に質問に答えてもらってありがたかった。 twitter.com
データグリッドとは
インメモリーの分散KVSかつ式を受け取って実行することもできるものを指すよう。
これはOracle Coherenceではないけど、データグリッドの内部のことが書いてある!
要するにJavaのでっかいプロセスがマップを保持しつつラムダ式を受け取るのを待ち構えてると思えばいいのかな。
Oracle Coherence以外にもOSSを含めていろんな選択肢があるみたいで、まとめてくださってるスライドもあった!(上と同じエンジニアの方のスライド)
スライドによるとこの辺が競合製品らしい。
- Apache GEODO(ジオード)
- Apache Ignite(イグナイト)
- Oracle Coherence(コヒーレンス)
- hazelcast(ヘーゼルキャスト)
- Infinispan(インフィニスパン)
でもG2 CROWD(ソフトウェア比較サービス)の評価はOracle Coherenceが一番高いね!(というか他のレビュー件数が少ない)
データグリッドのカテゴリがなくて単にKVSで括られているのを見ると、盛んになるのはこれからのジャンルなのかな?
ともあれ勉強になった!ありがとうございました!