SQL初心者に贈る、自分のブラウザ閲覧履歴をSQLで見るためのセットアップ!
SQLを勉強するには手元で書いてみるのが第一だと思いますが、そもそもデータベースを用意するのが面倒ですよね。
実はGoogle Chromeなどのブラウザは、パソコン内部にSQLiteというDBを持っています!
これをSQLクライアントと繋げば自宅でもSQLの練習ができるってわけです!
以下、手順を解説します。
手順
1. SQLクライアントの導入
なんでも大丈夫ですが、ここではDBeaverをオススメします。
dev.classmethod.jp
2. SQLiteのセットアップ
まずはSQLiteのパスを取得します。
(以下はGoogle Chromeの場合です。FirefoxやSafariの場合はご自分で調べてください。)
History(拡張子なし)というファイルがDBです。私の場合は以下のパスにありました。
/Users/hiroaki/Library/Application Support/Google/Chrome/Default/History
次にコネクションを設定して、セットアップは完了です。
※注意
以下のような表示が出たら、Google Chromeを終了してみるといいかもです。
3. 実際にSQLを発行
SQLを発行する前に、テーブルがたくさんあるので中身を見てみるのがいいかも知れませんね。
SQLを自前で発行しなくても、右クリックして、"Read data in SQL console"で表示できます。
テーブルの中身がだいたい分かったら、好きなSQLを打ってみるのがよいと思います。
冒頭のSQLはこんな感じでした。
SELECT kst.term, datetime(v.visit_time/1000000-11644473600,'unixepoch','localtime') as visit_time FROM keyword_search_terms as kst inner join visits as v on kst.url_id = v.url order by v.visit_time DESC;
まとめ
こういう身近なところから勉強できたほうが楽しいですよね。
他にも教材ややり方ご存知の方いらっしゃいましたら、ぜひ教えてください。